2015年7月17日金曜日

安保法制反対で中央動員

安保法制が世の中を賑わせていますが、平日昼間に東京に集まって反対運動やってる人たち、普段は何をしているのでしょう。

日教組を例にとると仕組みはこうです。日教組から都道府県の加盟単組に動員要請がきます。要請があった単組は、組合員を派遣して集会やデモに参加してもらいます。動員人数は単組によって異なりますが、動員先に近いところで数十人単位、遠方では数名です。費用は日教組負担(一部単組負担)。参加者には、往復の交通費と宿泊が伴う場合は宿泊費、そして日当が支給されます。ちなみに交通費は正規料金が支給されるので、各種割引を利用すれば1回の動員で万円の単位で小遣いになります。

石川、埼玉、神奈川、沖縄など県教組の旗が

参加するのは、組合員で日教組の場合は学校の先生。有休とって仕事やすんで参加します。当然ですが、有休なので勤務先からは給料が支給される休みです。平日、授業がある中、他の先生に子供の面倒を押し付けて(自習とかさせる)、集会やデモやってるわけですね。


で、集会やデモに参加するだけならあれなんですが、遠方からの参加なら休日や有休をくっつけて東京観光も兼ねる人が結構います。人によっては家族連れで、デモの翌日ディズニーランドなんていうのも珍しくはありません。組合の経費で三ツ星レストランで食事という話も聞いたことがあります。というわけで中央動員は組合員にも結構人気です。

日教組の場合で動員数は数百人になりますが、自治労や他団体を含めると労組からの参加人数はかなりの規模になります。要するにこの手のデモに参加している人たちは大半が組合の動員で来ている人たちで、純粋な気持ちでデモやってるってわけでもないんですね。





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